Endlessからウィザード用5輪フレームが販売中!

ウィザード用フレームのサードパーティとして、早くから各種フレームを販売していたEndless Bladingですが、昨年の11月22日にようやく5輪フレーム「Arcシリーズ」がリリースされました。

短めの「Arc」は基本的には80-76-76-76-80という仕様で、昨年に流行った1輪目と5輪目にを大きくするタイプです。
ただ、他社製品と違うのは、メインで使う真ん中の3輪が76mmで、両端に入るウィールサイズは最大でも84mmと、かなり操作性重視になっています。
裏を返せば、街中やパークを滑り回るには少々つらいウィールサイズで、76mmだと本当にスピードが出ず、技をするとウィールが小さくなるのが早いです。
しかし、少しでも重心を低くして、少しでもフレーム長が短い5輪フレームを探している人には嬉しい商品だと思います。
ちなみに長めの「Arc ES」は、別売りのシルバーのロッカリングシャフトを使用することによって、全輪80mmで使用できます。そのため、ブーツサイズに関わらず、こちらを選択するのもありかと思います。

このArcシリーズの最大の特徴は、1輪目と5輪目に、ロッカリングシャフトが使用されていることです。
付属の黒いロッカリングシャフトを使用することによって、80mmか84mmのウィールでスタンダードの緩いロッカリングのセッティングができます。
さらに黒シャフトの代わりに、別売りの銀色のロッカリングシャフト「Arc Deluxe Rocker Axles」を使用することによって、前後を少しきつめのロッカリングにすることができ、さらには全輪80mmで使用できるようにもなります。
もちろん、黒と銀のロッカリングシャフトを組み合わせて使用することも可能です。
ウィザードスケーティング用フレームは緩めのロッカリングになっていますが、ロッカリングの角度を調整して、自分好みのセッティングにカスタムすることができるのです。

現時点では、165マウント用とUFSマウント用があります。
そして、ブーツサイズEU43以下推奨でフレーム長316mmの「Arc」と、EU44以上推奨でフレーム長324mmの「Arc ES」の2モデルがあります。ちなみに、別売りのロッカリングシャフトを使用すると、Arcは5x76、Arc ESは5x80のセッティングが可能となります。
カラーは各モデルに、つや消しシルバーの「Light」、つや消しブラックの「Dark」、鏡面仕上げの「Mercury」の3つが用意されていて、価格はLightとDarkは$259、Mercuryが$299となっています。
つまり、全部で12種類のラインナップが揃っています。
ちなみにTrinityマウント用のArcフレームは、今年リリースが予定されているようです。