子供用のインラインスケートブーツ(ローラーブレード)は、大人用ほど種類はなくても、選択肢はいろいろあります。
保護者がインラインスケート未経験、あるいはこだわってマイブーツを購入したことがないと、子供たちにどんなブーツを選んであげたら良いかわからないと思います。
そこで2020年5月現在、Amazonや楽天市場やYahoo!ショッピングなどの大手ショッピングサイトで購入しやすく、安全で滑りやすい子供用ブーツを2種類ご紹介します。
ブーツ選びの前にプロテクターとヘルメットについて
プロテクター着用は必須だと思ってください。手首、肘、膝の3点セットは必ず着けて欲しいです。
転んだらほぼ手を着くので、手のひらの擦り傷や手首の骨折から守りたいです。
前に転ぶと膝を着くことが多いので、プロテクターがないと膝が擦り傷だらけになるはずです。
転んでも肘はあまり着かないかもしれませんが、不意に後ろに転ぶ時など、思わぬ大転倒の際に肘から落ちたりするので、転び慣れてない初心者は肘もしっかり守ってください。
プロテクターの選び方ですが、有名インラインスケートメーカー(Rollerblade、K2、FILAなど)が販売しているものであれば大丈夫です。初心者の転倒から体を守ってくれるでしょう。
同じメーカーでも価格が異なるものがある場合は、デザインや素材の違いです。安い方でも十分な防御力があります。
ベルトが長くて緩い場合は、ベルト部分をつまんで縫うなどして、緩くならないように調整してあげてください。
ヘルメットも、できるだけ着用してください。
勢い良くに転んだ時など、額や後頭部を硬い路面から守ってくれます。
わざわざインラインスケート用のものを買わなくても、自転車用などのヘルメットがあれば、それで十分です。
メーカーは「Rollerblade」
おすすめメーカーは「Rollerblade」です。
インラインスケートのことをローラーブレードと呼ぶことがあるように、「Rollerblade」はインラインスケートの代名詞的存在です。
製品の品質や安全性が高くて不良品が少なく、コストパフォーマンスに優れたブーツも多いなど、信頼できるメーカーです。
以下に紹介するブーツは全て、Rollerbladeのものです。
手軽な「Microblade Combo」と「Microblade Combo G」
「まずは安全にインラインスケートを楽しんで欲しい」という気持ちに応えてくれるのが「Microblade Combo」です。
子供用フィットネスブーツの「Microblade」に、手首と肘と膝のプロテクターがセットで、15,000〜18,000円くらいで販売されているようです。
履き心地は柔らかめですが、カフ(足首から上のプラスチックの赤いパーツ)が高めなので、足を適度にサポートしてくれます。足が痛くなりにくく、滑りやすい構造となっています。
子供用のMicrobladeは3サイズ(17.5〜20.5cm、21.0〜23.0、23.0〜26.0)展開で、それぞれのサイズで4段階にブーツの大きさを調整できるのも、嬉しい仕様です
ブーツやプロテクターが黒×ピンクのカラーリングとなっている「Microblade Combo G」という商品もあります。「Microblade Combo」とスペックが同じなので、好きなカラーの方を選ぶと良いでしょう。
1ランク上の「Cyclone」と「Cyclone G」
ブーツのサイズが20.0cm以上となりますが、1ランク上の滑りを楽しめるのが「Cyclone」です。
販売価格は17,000〜20,000円くらいのことが多いようです。
このブーツはプロテクターがセットになっていないので、プロテクターは別途購入してください。
足全体をプラスチックのシェルで覆われているのでサポート力が高く、安定感があって操作性も良く、Microbladeより滑りやすく耐久性も高い構造になっています。
さらに、フレームがアルミ製で、ウィールのサイズがMicrobladeより大きく、ベアリングもMicrobladeよりランクが上のものが付いています。初めて滑る時でも滑走感を味わいやすく、滑ることに慣れてきたらスピード感を楽しみやすいスペックです。
サイズは1足で2サイズ対応となっていて、20.0〜21.0、22.0〜23.0、24.0〜25.0の3サイズ展開となっています。
また、「Cyclone」とスペックが同じで、黒×ピンクのカラーリングとなっている「Cyclone G」という色違いもあります。
まとめ
Rollerblade以外にも良いブーツを販売しているメーカーはありますが、インラインスケート市場が小さい日本国内では、残念ながら購入しづらいのが現状です。
そのため、最も有名で最も品質が安定しているRollerbladeの子供用ブーツを2種類紹介させてもらいました。
プロテクターもセットになっていて比較的手軽な「Microblade Combo」と「Microblade Combo G」。
ただ滑るだけでなく、スラロームにチャレンジするなど、その次の滑りも楽しみやすいのが「Cyclone」と「Cyclone G」。
予算や本気度に合わせて、ブーツを選んで上げてください。