Powerslide社のフリースケートやスラローム向けウィール。
Powerslideのアーバン系ブーツに純正ウィールとして付いてることが多く、コスパに優れています。
サイズによっては白×黒以外のカラーも販売されています。
68mm〜90mm
項目 | 概要 |
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メーカー | Powerslide |
商品名 | Spinner |
サイズ | 68mm、72mm、76mm、80mm、84mm、90mm |
硬度 | 85A |
形状 | ブレット |
参考価格 | 72mm/4個:3,500円、76mm/4個:3,500円、80mm/4個:3,600円(全て税別) |
ローリング
硬い感触のウィールなので、スピードの乗りが良いです。
グリップ
グリップ力は強くも弱くもなく、街乗りやスラロームをしている分には特に問題ありません。
ウィールを深く倒し込むとあまりグリップしないので、スライドがやりやすいです。
また、粘りのあるグリップ感もないので、スピンもやりやすいです。
滑り心地
滑り心地は硬めです。
街乗りでは少しゴツゴツした滑り心地に感じることもありますが、スラロームではあまり気になりません。
耐久性
ウレタン自体の摩耗に対する耐久性はあまり高くありません。
フリースケートやスラロームなどで長期間使ってきましたが、コアは丈夫で、ウレタンの剥離やパンクはまだ一度もありません。
総評
Hyperの「Concrete」と似たような使用感ですが、Concreteよりウレタンがすり減りやすく、これが価格の差に表れているのだと思われます。
80mmのサイズが1個900円という低価格ですが、決して「安かろう悪かろう」というものではなく、品質を考えるとコスパがとても良いウィールです。
初めてウィール交換する時など、68〜90mmのウィールで何を買ったら良いかわからない場合、このSpinnerは悪くない選択だと思います。
グリップ感があるのにスピンやスライドがやりやすいので、僕自身もスラローム用ウィールとして良く使っています。
東京ドームのローラースケートアリーナの路面との相性が良いと感じていて、同リンク用ウィールとして1年以上使用しています。
高速でリンクを周回してもグリップしてくれるのに、パワースライドやホッケーストップ、スピンなどが比較的やりやすいためです。
(高田健一)
100〜125mm
項目 | 概要 |
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メーカー | Powerslide |
商品名 | Spinner |
サイズ | 100mm、110mm |
硬度 | 85A(100mm、110mm)、88A(110mm) |
形状 | ブレット |
参考価格 | 110mm/3個:4,100円(税別) |
ローリング
硬い感触のウィールなので、スピードの乗りが良いです。
グリップ
普通に滑っている分には、グリップ力に何の問題もありません。
ただし、急旋回でウィールを深く倒し込んだり、ツルツルのタイル張りの路面など、グリップ力が試されるような状況には弱いです。
ウィールを倒し込むとグリップせずに横滑りするので、ウィールが大きくてもスライドがしやすいです。
滑り心地
滑り心地はけっこう硬く感じます。
路面からの細かい振動をしっかり拾って足裏に伝えてくるので、アスファルトで滑るとゴツゴツした滑り心地となります。
耐久性
ウレタン自体の摩耗に対する耐久性はあまり高くありません。
街乗りや軽めのジャンプをしている分には、ウレタンの剥離やコアが割れるようなことはありませんでした。
その他
ウィールのインエッジ側の断面の形状がコアの根元からウレタン部分の真ん中付近まで、緩いカーブではなく直線的になっています。
そのため、ブリッジとウィールとの隙間がわずかしかないフレーム(PowerslideのKatanaなど)に取り付けると、フレームと接触して回転が悪くなる場合もありますので、購入の際は注意が必要です。
総評
品質は悪くはないけれどとても良い訳でもなく、しかしながら価格を考えるとコスパの良いウィール、という印象です。
滑り心地はあまり良い方ではないと感じましたが、パンクの心配をせずにガシガシ使えます。そのため、街中を走り回りながらジャンプやスライドしたり、多少ハードな滑りで遊ぶのに向いているウィールだと思います。
荒い路面ばかり滑る場合は、足が疲れやすくなると思いますので、あまりおすすめできません。
(高田健一)
参考
サイト | 説明 |
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Powerslide Inline Skates | 公式サイト |
deeport online shop | 販売店サイト |